柳沢です。普段ニュース以外はほとんどテレビを見ませんが、今回は珍しくテレビドラマのお話です。
昨日、『ドラゴン桜』の最終回が放映されました。過酷な大学受験を経験した人であれば誰もが泣けるストーリーでしたね。そして、勉強ができない生徒が東大を目指す姿は、私の高校時代を思い出させました。
父を超えるために選んだ東京医科歯科大学でしたが、現役時代の一次試験の成績は目標83%に対しまさかの66%で、惨敗に終わりました。こんな結果からたった一年で合格できるのか、途方に暮れました。その時考えたのが、東大を目指すことでした。東大に受かる学力を身につければ東京医科歯科大学は受かると考えたのです。
予備校では東大を目指すクラスに在籍し、自分を奮い立たせました。周りは東大を目指す人たちばかりで、東大合格後の自分を熱く語る友人は私に多大な刺激を与えてくれました。
そして一浪しても一次試験で77%にしか到達できませんでしたが、これまで支えてくれた多くの方への感謝を力に変えることができました。二次試験で実力以上を出し切り、何とか合格できました。
大学受験から35年経っても受験トラウマは抜けません。しかし、ドラマのセリフにもあったように、東京医科歯科大学(略して東大)合格は間違えなく私の人生を変えてくれました。
若い人には、どうなりたいか、そのために何をしなければならないかを考え、そして実行して欲しいと願います。