院長はインプラントを埋入しました。インプラントはドイツ製のCamlogを使用しました。今回は骨に恵まれていましたので、フラップレス(歯茎を切り開かない術式)で行いました。フラップレスは骨の中の方向性のコントロールが非常に困難で、勘に頼ったドリリングでは熟練したインプラント外科医でも方向のズレが生じやすくなります。当院では高精度サージカルガイドの使用を原則としたインプラント埋入を行っております。今回ももちろんサージカルガイドを使用して、位置や方向を噛み合わせにとって理想的になるようにインプラントを埋入しました。(青矢印)
今回は神経(赤矢印)までの距離も遠く、安全にオペができました。
通常、フラップレス埋入の場合、術後の出血や腫れは抜歯と比べて軽いものとなります。今回も術直後でも出血はなく、快適に終えることができました。
オペ開始から埋入までは2本で13分でした。