ナイトガードとは、歯ぎしりの治療で最も一般的に用いられるマウスピースです。夜寝る時に透明のプラスチック製のマウスピースを装着してもらうことによって、歯やあごにかかる負担を軽減し、歯ぎしりによる症状を和らげます。
歯ぎしりといえばカリカリ、ギリギリといった音を伴うと思われがちですが、実際は音がない歯ぎしりをされている方も多く、知らず知らずのうちに歯や歯の周りの組織にダメージを与えています。
咀嚼(食べ物を噛む)時に奥歯にかかる力は5~10キロの範囲と言われていますが、睡眠中の歯ぎしりで歯にかかる力は、その何倍にもなります。これは脳も休息していているために抑制の信号が送られず、コントロールがきかないためです。
成長期の歯ぎしりには、口腔機能の発達を促すという側面もありますが、このような歯ぎしりによる過度の力によって、歯の磨耗や動揺が起こるだけでなく、歯周病が進行したり、顎がこわばる・痛い、歯が凍みる、詰め物や被せ物がよく取れる等のトラブルが生じやすくなります。
歯ぎしり、食いしばり等気になる方は、大和市鶴間・オークヒルズ歯科にお気軽にご相談ください。