皆さま、こんにちは、 オークヒルズ歯科の歯科医師、佐藤です。
歯が少なくなると転びやすくなることを ご存知でしょうか。高齢者の寝たきりになるきっかけとして多いのが転倒による骨折です。
62歳以上の住民を調べたスウェーデンの調査では、中等度以上の歯周病があると大腿骨頚部や手の骨折リスクが2.1倍になるという結果が出ているそうです。 怖いですね。でもこれは逆に考えば、 正しい歯のケアでたくさんの歯を温存しておくと転倒しそうになった時に奥歯を噛み締めることで踏ん張りが効き、転倒しにくくなると言えます。
歯周病はサイレントキラー です。 痛みや食事に不都合が出た頃にはかなりの重症になってます。痛みがなくても半年に一度は歯科検診をして、歯石除去や 虫歯があれば治療をしていくことが大事です。
もし、 すでに歯を失ってしまった方も諦めないでください。 インプラントもそうですが、 良い義歯を使うことで、転倒を防ぐことはできます。
そういえば最近歯科検診行ってないなあという方はぜひ一度検診にお越しください。