結節|大和市の歯医者|オークヒルズ歯科・やなぎさわ歯科

トピックス TOPICS

結節


こんにちは。 歯科医師の小泉です。

 

小学校36年生のお子さんがいる方、お子さんのお口の中を見てみてください。

 

一番奥の乳歯が抜けて永久歯が生えてきましたか?

 

その永久歯の噛み合わせの面に小さな突起はありませんか?

 

これは中心結節といい、下顎の第2小臼歯(前から数えて五番目)に多く出現率は14%と言われています。

 

中心結節の内部には歯の神経(歯髄)が延びて入り込んでいることが多く、気づかないうちに上の歯と当たって折れてしまうことがあります。

 

その結果、歯髄が表面にさらされ、歯髄に感染が起こり、痛んだり顔が腫れたりする症状があらわれることがあります。

 

虫歯でもないのに、神経を取らないといけなくなってしまう恐れがあるということです

 

中心結節を見つけたら歯科では破折を防ぐために突起の周囲をプラスチック樹脂で補強します。

 

麻酔もいらない簡単な処置です。

 

中心結節は破折してからでは手遅れになる場合もあるので、そのチェックも含め日頃の歯科の受診をおすすめします。