氷が美味しい季節ですが…|大和市の歯医者|医療法人社団英優會

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氷が美味しい季節ですが…

毎日、猛暑なる暑い日が続きますが 皆様は、いかがお過ごしでしょうか? 歯科医師の田宮です。

暑い時期になると、飲み物に氷が入っていて飲み物を飲みながら、氷を一緒に食べることがあるかと思いますが、暑さに関係なく氷を何個も食べたくなる場合は「氷食症」という病気の可能性あります。

氷が無性に食べたくなる、異食症と言われる病気の一種です。

毎日 続いて氷を沢山食べる人は、この氷食症の可能性があります。

氷食症は、貧血に関係していると言われています。特に、貧血の中でも 鉄欠乏性貧血に関係が深いようです。

鉄欠乏性貧血により、血液の中の鉄分が不足することで、赤血球の量が減り、働きが低下することで、酸素を身体全体に運べなくなり、自律神経の働きが狂い、体温調整がうまくいかなくなります。そうすると 口の中の温度が上がってしまい、熱くなった口の中を冷ます為に氷を沢山食べてしまうと言われています。(他にも諸説あります。)

つまり、氷を沢山食べる氷食症の人は、鉄欠乏性貧血の可能性があるそうです。

氷の食べ過ぎは、お腹をこわすることもありますが、歯が欠けたり、歯の根っこにひび割れをおおこして折れてしまい、歯を抜かなくてはいけないこともあるので、歯科にも多く影響してきます。

お心当たりがある方は、食生活の改善や、身体に大きく負担がかかる前に治療が必要かもしれませんので、ご検討なさってみて下さい。