皆様、こんにちは。
歯科衛生士の阿保です。
今年も終わりが近づいてきましたが、お元気でお過ごしですか?
さて今回は
「口腔機能低下症」についてです。
口腔機能低下症とは、お口の中のさまざまな機能が低くなってきている症状の病気のことです。
一番の原因は、「加齢」です。
年齢を重ねると、口の中の感覚や咀嚼、飲み込み、唾液の分泌などが
徐々に低下していきます。こうしたひとつひとつが口腔機能低下症の
症状を起こしていきます。
①硬い物が食べにくくなった
②汁物を飲むとき時々むせるようになった
③口の中が乾くようになった
④薬を飲みにくくなった
⑤滑舌が悪くなった
⑥食事をするのに時間がかかるようになった
⑦食べこぼしをするようになった
⑧食後に口の中に食べ物が残るようになった
こんな症状があてはまると口腔機能低下症の可能性があります!
また、口腔機能低下症は自分が気が付かないうちに進行します。
症状のない方でも65歳を過ぎたら定期的な検査をして
早めにケアをお勧めします。
日常生活におけるお口の機能のささいな衰えを放置してしまうと
楽しくおしゃべりしたり、十分な食事をとることができなくなり
心身の活力低下につながっていきます。
少しでもお口の中の症状で気になることがあるようでしたら
ぜひ歯科医院で検査を受けましょう(*^_^*)