2016年9月30日 ​6歳臼歯が生えてきたときに気をつけることは?|大和市の歯医者|医療法人社団英優會

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2016年9月30日 ​6歳臼歯が生えてきたときに気をつけることは?


6歳臼歯は、6歳前後になると一番奥に生えてくる永久歯で、第一大臼歯とも言います。永久歯のなかでも噛む力が一番強く、これから生えてくる永久歯の歯並びを決める大切な歯です。

 
生え始めの頃は、乳歯よりも背が低いので歯ブラシが届きにくく、歯に歯ぐきがかぶさった状態となるので磨き残しやすく汚れがたまりがち。むし歯の他に、歯が生えかけているときの症状としてよくあるのが萌出性歯肉炎です。汚れが原因で歯ぐきが炎症を起こして痛みがでて、腫れることも少なくありません。時には発熱や食欲不振といった症状が見られることもあります。このような症状は6歳臼歯(第一大臼歯)に限らず12歳臼歯(第二大臼歯)、親知らず(第三大臼歯)が生えてくる時にも起こりやすいです。
 
 
 
まずは予防が第一です。
生え始めの頃からしっかり磨いて清潔に保つことが大切です。おやつなどのダラダラ食べをしないようにし、食べたら磨く習慣を身に付けたいものです。また、この年頃のお子様はまだしっかり丁寧に磨くことが苦手。必ず大人が仕上げ磨きを心掛けましょう。
 
普通の歯ブラシではうまく磨けない場合がありますので、タフトブラシ等を使って部分的にブラッシングすると効果的です。歯科医院でのケアとして、フッ素塗布をしたり溝をコーティングするシーラントなどの予防法もあります。