自分にあった歯ブラシを選ぶ必要がありますが、いろんな種類があって、どれを買ったらいいか迷ってしまいますよね。
今回は歯ブラシを選ぶ3つのポイントをご紹介します。
①毛の形状は平らにカットされたもの
ギザギザにカットされたものは、歯間に入りやすいように思いますが、毛先が寝やすいため歯垢除去効率が下がってしまいます。
平らにカットされた歯ブラシを小刻みに動かし、歯間の歯垢はデンタルフロスや歯間ブラシで清掃しましょう。
②毛の硬さは「ふつう」または「やわらかめ」
磨いた気分になるのは「かため」だという患者さんの声も聞きますが、自己流で磨いてる方はブラッシング圧が強い傾向にあります。
歯肉を傷つけてしまい、口内炎を発生させたり、歯肉を下げてしまう原因になります。
⚫︎〈やわらかめ〉があう人
・歯肉炎、歯周病の方
歯肉が腫れ、出血のある方
歯肉が下がっている方
歯肉が薄い方
・知覚過敏のある方
・ブラッシング圧の強い方
⚫︎〈ふつう〉があう人
・歯肉が健康な方
歯垢除去するのにちょうどいい硬さが〈ふつう〉です。
③歯ブラシのヘッド(毛が並んでいる部分)は「小さいもの」
ヘッドが大きいものだと奥歯まで歯ブラシが届かず磨き残しを作ってしまいます。
自分にあった歯ブラシを手に入れたとしても、間違ったブラッシングをしていては意味がありません。
さらに詳しい歯ブラシの選択から、ブラッシング方法については歯科医師、歯科衛生士にご相談ください。