今日は。
大和市鶴間のオークヒルズ歯科、副院長の和久井です。
今回は歯科矯正についてお話ししたいと思います。
当院はイトーヨーカドーの中にある歯科医院という事で毎日、沢山の
お子様が検診、治療にと来院されます。
「歯並びが気になる」「歯並びが悪いので治した方が良いのか?」と
いった歯列不正についての相談を受けることが度々あります。
近年、日本人、というより現代人は食生活を始めとして生活環境の変
化により顎の大きさが急速に小さくなりつつあります。
さらに栄養過多の日本では歯自体はより大きくなる傾向にあります。
顎は小さくなり歯は大きくなる。これでは歯は綺麗に並びません。
私が診させて頂いているお子様のほとんどは歯列に何らかの問題を抱
えています。
「日本人は世界一歯並びが悪い」と言われています。
世界有数の経済大国、ファッション、アートといった文化、芸術分野
でも高い評価をされている日本です。
美意識の高い日本人なのに何故、歯並びだけは悪いのでしょうか?
顎が小さくなり歯が大きくなっているのは日本人だけではありませ
ん。世界中どこでも起きています。
なのに諸外国では歯並びの悪い方を見ることはほとんどありません。
何故でしょう?
先進国といわれる国(実はそれ以外の国でも)ではほとんどの方が子供
の頃に矯正治療を行います。カナダでは100%!
今、世界的な傾向として
「歯並びが悪くなったから矯正治療をする」のではなく
「歯並びが悪くならないように矯正治療をする」というように
全く考えが逆になっています。
現在、医療現場では「病気になったから病院に行く」ではなく
「病気にならないように病院に行く」といった予防医療が主流になり
つつあります。
矯正歯科もしかりです。
歯科ではこれを「咬合誘導」と呼んでいます。
子供の頃に健全な嚙み合わせを造る事により虫歯予防、歯周病予防は
勿論のこと、他の全身疾患の予防にも繋がる事が医学的に証明されつ
つあります。
歯並びでお悩みのお子様を持つお父様、お母様、当院では矯正治療専
門医による無料の矯正相談も行っています。
是非、お気軽に相談に起こしください。