なかなか治らない口内炎は…|大和市の歯医者|オークヒルズ歯科・やなぎさわ歯科

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なかなか治らない口内炎は…



こんにちは
大和市鶴間のオークヒルズ歯科です。

口内炎ができると飲んだり食べたりした物がしみたり痛かったりして、とても憂うつですよね(>_<)

「口内炎」は口の中にできた炎症の総称のことで、頬の内側、舌、歯茎、唇などの粘膜が傷ついて白っぽくなったり、痛みも伴います。

私たちがよくかかるのは「アフタ性口内炎」と呼ばれるもので、睡眠不足や栄養の偏り、ストレスなどによる免疫力の低下などが原因として考えられています。予防としては規則正しい生活リズム、バランスの良い食事、お口の中を清潔にする等があります。

様子をみているうちに治っていることも多いので軽視しがちな口内炎ですが、中には口内炎だと思っていたらガンだった!という危険なサインもあります。特に注意が必要なケースとは…?

以下の場合は、口内炎と口の中のガンは症状が似ていることも多いため、注意が必要です。

・2週間以上治らない

通常の口内炎は1週間~10日程度で落ち着いてくることが多いですが、2週間以上治らない場合は他の病気の疑いがあります。

・同じ部分によく口内炎ができる

かみ合わせやかぶせ物の不適合などによって同じ部分の粘膜が傷つけられると、細胞の修復と再生が何度も繰り返されてガン化しやすくなります。

・粘膜や歯肉、舌の横側が帯状やまだらに白っぽくなる

白板症は口腔粘膜、とくに頬粘膜(きょうねんまく)や舌、ときには歯肉にみられる白い角化性の病変で、こすっても剥離(はくり)しないものをいいます。白板症は比較的頻度も高く、とくに舌にできたものは悪性化する可能性が高いため、前がん病変の代表的なものとされています。びらん(粘膜の浅い欠損)をともなうこともあり、ものが当たると痛かったり(接触痛)、食べ物がしみたりします。女性の白板症はがん化しやすく、50歳以上ではがん化しやすいです。

・レース状の白斑ができる

頬の粘膜、舌、口唇に周囲に赤みを伴ったレース状の白斑ができる場合は扁平苔癬(へんぺいたいせん)の疑いがあります。しばしば、びらんや潰瘍を形成し、接触痛を認めたり、食物がしみたりします。まれにがん化することもあります。

・しこりがある、出血しやすい、膨らんでくる。歯がぐらつく。

炎症があるところを元として、がんが広がることがあります。

以上の症状がみられるようでしたら、念のため歯科を受診することをおすすめします。