昼間と夜の寒暖差が体にこたえてませんか?
風邪などひかにように、気をつけてくださいね。
やなぎさわ歯科の歯科医師 田宮です。
今回は、粘液嚢胞という 比較的多くみられる 口の中のできものについてお話します。
口の中の粘膜には、小唾液腺という唾液(粘液)を作り、粘膜を保護する器官があります。
これらの唾液腺のパイプがふさがってしまい、唾液がうまくでていかず、隙間にもれだした粘液が貯まってくると、粘膜が盛り上がったようにみえます。
これを、粘液嚢胞といいます。
若い年齢で、よく発生し、下唇の内側や舌の裏側にできることが多いです。一般的に、痛みはありません。
原因の多くは、誤って下唇や頬粘膜を嚙んだり、歯ブラシや硬い食べ物などで口の中を傷つけたりしてできます。
粘液嚢胞は、腫瘍ではありません。
経過を見ても小さくならず、日常生活に問題がでてくるようであれば、外科的に摘出することを検討します。
もし、下唇の内側などに できものが、腫れを繰り返しているようであれば、粘液嚢胞の可能性があるので、ご相談ください。