こんにちは。オークヒルズ歯科の歯科医師、佐藤です。
暖かくなってきたなと思うとまだまだ寒い日が続いたりする季節ですね。
今回は小児の歯列不正の原因の一つ、舌癖について簡単にお話したいと思います。参考にしていただけたら幸いです。
歯と歯の間に舌を挟み込むような癖を『舌癖』といいます。
小児の歯はつねに伸びようとしてますが、舌を挟み込むことによって歯が伸びず、奥歯が咬んでいても前歯があたらないような『開口』というかみ合わせになってしまいます。
つばを飲み込む時に歯に舌をおしあてたりしていないか、しゃべるときに舌が歯の間から見えていないかなどチェックしてみてください。また、上の前歯の裏で下唇を挟み込むような癖も問題です。この場合はいわゆる出っ歯の状態になります。
もししているようなら、お子さんに繰り返しお話して、やめるようにしなければいけません。
ご家庭では難しい場合は一度ご相談ください。