こんにちは。歯科医師の田宮です。
歯医者さんに、通院していて「歯ぎしりしていますか?」とか「歯ぎしりしていますね。」と言われたことはないですか?
歯ぎしりの原因は、複雑に影響していることもあるのですが、歯並びやストレス等により無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをしていることがあります。
自分では、歯ぎしりをしている自覚はないし、家族にも指摘されたことがないのに、自分は本当に歯ぎしりしているのかしら?と不思議に思われるかもしれません。
でも、目に見えない咬む力の影響が、口の中で確認できることがあります。
歯のすり減りはもちろんのこと、舌や頬粘膜などに圧痕がみられたり、顎の骨に骨隆起ができたりすることがあります。
久しぶりに、口の中をよく見てみたらおかしなものがあると心配して来院される方やそれらに痛みがあると来院される方もいらっしゃいます。
咬む力により影響が出る場合は、治療が必要になることがあります。
何か心配な事がありましたら、気軽にご相談ください。