こんにちは。暑かった夏も過ぎ去り涼しい秋がやってきましたね。
オークヒルズ歯科 歯科医師の金田です。
今回は親知らずについてお話しさせていただきます。
まず親知らずって???
成人の方の歯は全部で32本です。
前歯から1番、2番と数えていき8番目の奥歯のことを指しています。
正式には第三大臼歯といい、智歯(ちし)とも呼ばれます。
親知らずは生える時期が概ね10代後半から20代前半であり、親に知られることなく生えてくる歯であることがその名前の由来だとも言われています。
先天欠如と言い、中にはもともと生まれつき親知らずがない方もいます。
親知らずが生えたら絶対抜かなくてはいけないのか?と思っている方もいらっしゃるかと思います。
どういう場合に抜歯が必要なのでしょうか?
正常に真っ直ぐ生えており、歯磨きがきちんと出来ていて虫歯や歯周病の心配がない場合は必ずしも抜歯しなくてはいけない訳ではありません。
しかし、横向きに生えてしまい物がつまりやすい、歯磨きがしにくい、奥のほうまで歯ブラシが入らず磨けない、と言った場合には虫歯、歯周病になり痛みに繋がる可能性があります。そういった場合には抜歯をおすすめしています。
親知らずの周りの歯茎が腫れて痛くなってしまった!という経験がある方もなかにはいるかと思います。
少ししたら痛みが治ったからほっといてしまうことはありませんか?一度症状が治まった場合でも、その後また痛みや腫れを繰り返す恐れもあります。
親知らずのみならず、その手前の7番目の歯も虫歯になってしまう恐れもあります。
定期的に検診に通い、歯科医師、歯科衛生士による適切な指導を受けましょう!
気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください!