こんにちは、歯科衛生士の田中です。
今年は例年になく冷え込む秋になりました。皆様お健やかにお過ごしでいらっしゃいますか。
先日外部講師の先生を招き禁煙についての勉強会をしていただきました。
私たち歯科衛生士が患者様と一緒にお口の中の環境を整えていく上で喫煙がどれほど治療の邪魔をしてしまうのか。
改めて全身への影響を再確認することができました。
学んだことのほんの一部を紹介したいと思います。
喫煙している方はお口の中に一定時間煙を留めると思います。
その煙の中のタールという成分は粘着性がありお口の中に残っていたプラークを硬くしてしまうそうです。
そのため、一日に二回のブラッシングだと磨き残しが出てしまう可能性があります。
その他にもたばこにはニコチンや一酸化炭素など様々な有害成分を含んでます。
それらの成分は発がん物質があったり、傷の治りを悪くしたりしてしまうため、歯科治療の外科的な処置(インプラント治療や抜歯など)に悪い影響を与える可能性があります。
もちろん、喫煙しているから治療が出来ないというわけではありません。
少しでも禁煙したいと思っているけどなかなかまえに進めない方がいらっしゃいましたら私たち歯科衛生士を頼っていただければと思います。