今日は。
今回は最近よく耳にする再生医療のお話しをします。
歯の再生医療は、親知らずや乳歯から採取した細胞を使って神経を再生させる治療法などがすでに実用化されています。
すでに実用化されている再生医療
- 歯髄再生治療:親知らずや乳歯などの「歯髄幹細胞」を培養して根管内に移植し、失った神経や血管を蘇らせる治療(2020年に第二種再生医療として実用化)。
- 歯周組織再生療法:歯周病で破壊されたあごの骨や歯ぐきなどの組織を専用の薬剤(エムドゲインなど)や骨補填材で再生させる治療(保険適用の場合あり)。
研究・開発が進む最先端の再生医療
- 歯生え薬(USAG-1阻害薬)あごの骨の中で眠っている歯の元(歯胚)を成長させて新しい歯を生やす治療薬の開発が進められています。現在は臨床試験(治験)の段階であり、2030年頃の実用化を目指しています。
- 歯牙丸ごと再生の研究:失った歯を丸ごと生やす技術は、動物実験(マウスなど)の段階であり、人間の臨床応用にはまだ時間がかかります。
まだまだ夢のような再生治療ですが10年後には歯科治療が大きく変わっているかもしれません。
しかしどんなに治療が進んでも最も重要なのは今ある歯を無くさない事です。
毎日の歯磨き、定期的な歯科検診で健康な歯を持ち続けましょう。